全東信の破産に便乗した詐欺に注意:電話・SMS・決済切替の勧誘の記事サムネイル

注意喚起

全東信の破産に便乗した詐欺に注意:電話・SMS・決済切替の勧誘

全東信の破産をめぐる連絡の中には、「債権回収を代行する」「今すぐ端末を切り替えれば未入金が戻る」といった便乗の勧誘が混じることがあります。過度に身構える必要はありません。落ち着いて「その場で渡さない情報」と「相手を別経路で確認する手順」を決めておけば、たいていの勧誘はやり過ごせます。食団連は、事前許可のない個別電話は行わないとして、公式サイトでの確認を呼びかけています(2026年7月13日時点)。

その場で渡さない情報

電話・SMS・訪問のいずれでも、相手の身元が確認できるまで次の情報は渡さないでください。

これらは、正規の窓口であれば「電話口で今すぐ」求めてくることはまずない情報です。管財人や金融機関、公的機関は、本人確認や書類提出を、正式な通知や決められた手続きの中で進めます。電話やSMSで即時に迫られたら、その一点だけでも立ち止まる理由になります。

ケン「ナオさん、さっき『未入金の回収を代行します』って電話きてん。ちょっと期待してもうたわ。これ大丈夫なんか?」

ナオ「まず、その場で判断しなくて大丈夫です。本物か偽物かをいま見分ける必要はなくて、いったん切って、別の経路で相手を確かめる。それだけで十分なんです」

ケン「別の経路って?かかってきた番号にかけ直したらあかんの?」

ナオ「相手が伝えてきた番号やリンクは使わないでください。公式サイトに載っている連絡先や、前から知っている番号のほうから確かめます。本物の窓口なら、こちらから確認しても困ることは何もありません」

ケン「なるほど。慌てて折り返すのがいちばんあかんねんな」

ナオ「そのとおりです。急かしてくる相手ほど、いったん止まる。それが二次被害を避けるいちばんの近道です」

ケン「けど『今日中に手続きせんと未入金が戻らへん』って言われたら、焦ってまうやろ。あれが効くねん」

ナオ「まさにそこを狙ってくるんです。でも、正規の手続きが電話一本で今日中に締め切られることは、まずありません。期限を強調して急がせる、それ自体が立ち止まる合図だと思ってください」

ケン「期限で煽られたら、逆に疑えってことか。覚えとくわ」

確認の手順

連絡を受けても、その場で契約・送金・資料送付をしないことが基本です。

  1. 相手の名乗った組織名・担当者名・用件をメモに残す。
  2. 掲載されている公式URLや、以前から知っている電話番号など、別の経路で相手の組織と案内内容を確認する。
  3. 相手が指定してきた番号やリンクにはかけ直さない・アクセスしない。
  4. 不審だと感じたら、契約や送金をせず、消費生活センターや取引金融機関に相談する。

正規の案内かどうか迷ったときは、相談窓口の一覧で正式な連絡先を確認してください。決済端末の切替そのものは必要な対応になり得ますが、相手の身元と条件を確かめてから進めれば十分です。

便乗勧誘に多い言い回し

次のような言い回しが重なるときは、いったん立ち止まる合図と考えてください。いずれも「相手のペースで急がせる」ための言葉です。

反対に、正規の案内は「こちらで公式サイトを確認しますね」と言っても嫌がりません。急がせない・情報を先に求めない・振込を先に求めない。この3つがそろっていれば、落ち着いて手順どおり確認を進めて問題ありません。

よくある誤解

よくある質問

Q. すでに口座番号や明細を伝えてしまいました。

慌てず、取引金融機関と決済の管理画面のパスワード変更をまず行い、消費生活センターにも相談してください。早めに動けば取れる手はあります。

Q. 相手が全東信や公的機関の名前を出してきました。

名乗り自体は証明になりません。その名前で公表されている公式窓口を自分で調べ、そこへ確認してください。管財人や公的機関から、電話一本で口座番号や振込を求められることは通常ありません。

ケン「結局、覚えとくことはシンプルやな。慌てて折り返さん、情報を先に渡さん、金を先に払わん。この3つやろ?」

ナオ「そのとおりです。よく整理されています。加えて、迷ったら一人で抱えないこと。取引金融機関や消費生活センターに『こういう連絡が来たけれど』と相談すれば、それだけで冷静になれます」

ケン「なるほど。急かされたら、まず人に話すってことやな。覚えとくわ」

まず取ってほしい行動

今かかってきた電話に即答しないこと。いったん切り、公式サイトや既知の番号から相手を確認し直してください。

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出典・参考

個別の判断は、管財人・裁判所・金融機関・税理士など担当機関・専門家へ確認してください。